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トリミング

”の” について

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」
息子が平家物語の冒頭部をスラスラと発しておりました。
「ひとえに風の前の塵に同じ」と、ここまでを覚えたとの事。
で、意味は?と尋ねると
「まぁ人生色々あるけれど楽しんで行こうぜ!ってこと」と申しておりました。
今の時代、これくらいいい加減な方が良いのかもしれないと思いつつ

平家物語の作者は誰だ、と話は転じ
「藤原道長」(源氏物語のひと)、とか「紀貫之」(古今和歌集、土佐日記)とか
好き放題、思いつくままに言っておりましたが、結局分かりませんでした。
調べて見ると、作者は不明だそうです。
なんかモヤモヤするなと言いあっておりました。

更に話は転じ
昔の人の名前は、間に”の” が入る問題になりました。
ただ、全員に入るわけではなく、平安時代辺りに多い事が分かりました。
徳川家康(の無し、江戸)、武田信玄(の無し、戦国)、足利尊氏(の無し、室町)
菅原道真(の有り、平安)、安倍晴明(の有り、平安)、藤原道長(の有り、平安)
ネットとかで調べれば、すぐに答えは分かるのでしょうが、
一旦、仮説を立てることとなり、以下の3案を立てました。

➀異名説 「岡山のおじさん」とか「倉敷のおばあちゃん」とかと同義

②隠し名説 漫画ワンピースに出てくる”D”の一族的な「モンキー・D・ルフィ」「ゴール・D・ロジャー」とか
      ”の” の一族「すがわら・の・みちざね」「あべ・の・せいめい」とか(読んでない方スミマセン)

③”の”の数による優劣説 「菅原道真」「源頼朝」「平将門」”の”一つ(ランクシングル)
             「坂上田村麻呂」「小野妹子」”の”二つ(ランクダブル)
             「漢委奴国王」”の”三つ(ランクトリプル)
            ミシュランの☆みたいな・・・

答えはネットで調べ、すぐにわかりました。
ただ、くだらない、楽しい時間を過ごせた気がします。
「まぁ人生色々あるけれど楽しんでいこうぜ!」って事です。

EW


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