90’s
ドラマの話です。
前クールで話題になった「不適切にもほどがある!」について。
このドラマは、阿部サダヲさんが演じる主人・小川市郎がひょんなことから1986年から2024年の
現代へタイムスリップ。コンプライアンス意識の低い昭和おやじが
令和でギリギリの不適切発言を繰り返すドラマです。
コンプライアンスで縛られた令和の人々に対し、本当に大切なものを考えるきっかけを
与えていく内容となっていて、それは昭和生まれの自分にもとても刺さる内容でした。
昭和と令和を行き来する描写から、それぞれの時代の対比もあり
場所、人、カルチャーとさまざまな変化があった約40年を再確認できるものでした。
昭和については、最近のレトロブームもあって昭和レトロといった言葉を聞きますが
現在では、つい昨日のことに感じる平成についても「平成レトロ」という言葉が使われているとのことです。
特にファッションの分野では「平成レトロ」は韓国発のニュートロなど輸入レトロがZ世代を中心にトレンドとして
注目されました。
※ニュー(新しい)とレトロ(懐かしい)を組み合わせた造語で「昔のトレンドを今の感覚で再解釈したもの」
また、わたしがラジオやMTVで好きな音楽をたくさん発掘した90年代ミュージックについては、
現在さまざまなサブスクサービスの影響もあり、新しいとか古いとか関係なく楽しめるものになってます。
特に、身近になかった洋楽を好きな時に手軽に聴くことができる現状は、当時から考えると大きな変化ではないでしょうか。
そんなこんなで懐かしいオルタナティブロックの歪んだ音を聴くことが増えた今日この頃ですが
まったく興味なかったボカロ系の曲とも出会い、ドキドキした毎日を送っています。
これからも懐かしいを新しく感じ、興味なかったものに関心を寄せて
自分の新しい感情を発見していきたいものです♪
Y.F