足立美術館
先日島根県安来市にある足立美術館に行ってきました。
何度かここには足を運んだことがありましたが、改装、増築されさらに多くの来館者がいました。
年間でも50万人もの来館者があるそうで、この田舎においては「驚き」としか言いようがありません。
さらにアメリカの日本庭園専門誌で1,000カ所対象21年連続日本一に輝いた名園でもあります。
行かれた方もおられると思いますが何がよいかといいますと
●枯山水庭、苔庭、池庭、亀鶴の滝、白砂青松庭と誠に手入れをされ日本庭園の美しさを演出
https://www.adachi-museum.or.jp/archives/diary
●四季に応じてその姿が変化する
●美術作品が多く展示してある 特に横山大観
https://www.adachi-museum.or.jp/archives/collection/yokoyama_taikan
があります。
その中で今回取り上げたいのが足立美術館創設者「足立全康」さんの「情熱」です。
名古屋で横山大観の絵に一目惚れし、2年間もわたってその画集を毎日眺め続け
何が何でも絵を欲しいとずっと想いを抱き続けた末にとうとう手にしたそうです。
そこに「日本庭園」と「日本画」を通して
日本の美の感動を伝えたいという一心で美術館を創設したと聞き
まさしく「情熱にまさる才能はない」と感じた一幕でした。
改めて「日本の風情と趣き」を味わいたい方はドライブがてら訪れてみてください。
M.M