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トリミング

趣味と距離感

15年ほど昔、筆者が大学生時代に知り合った友人Mくん。
お互い車やバイクが好きで意気投合して、若い頃は他の仲間達も集まって朝までエンジンをいじったりして過ごしたものです。
大人になった今もMくんとは月1くらい集まってなんとなく一緒にバイクや車や重機をいじって時間を過ごします。

お互いの嫁&チビが朝から夕方まで外出をしてくれている6時間程度、束の間の父親フリータイムを利用し
Mくんと過ごしますがその間お互いあまり会話もなく各々黙々と作業を進めます。
会話をしても作業をしながらという感じ。
Mくんと作業していると一人でいる時よりも集中力が高まって没頭できるので不思議な関係性です。

そんな細やかな親父タイムについて先日嫁から15年越しに
「Mくんと一緒におって楽しいん?ツマらんくないん?」と苦言が•••

これまで考えたことがなかったのですが、改めて「楽しいか?」と聞かれると
楽しさよりも居心地の良さのような。お互い自分の趣味に没頭しつつ、全く気を使わずに
程よい距離感で時間を共有できる友人の存在は自分にとって大きいのだなと考えさせられました。
(この感じを分かってくれる方がいらっしゃいますように)
子守りをしてくれている嫁には悪いのですが、また今月もMくんと何かしらをしているのだと思います。

毎回親父タイムはあっという間に過ぎてしまい、
夕方には賑やかに嫁様&チビ様がご帰宅されるので、料理を手伝ったり、ゲームしてあげたり、
簡単なイラストを描いてあげたりとアフター家族サービスも忘れずに対応します。
(この時ばかりは最高の笑顔と真心でもてなします)

これから何十年先の遠い未来も家族に呆れられながら、じいちゃん同士趣味を楽しんでいるのだろうと思います。
皆様もご家族と共に、心を許せる友人をこれから先もどうぞ大切にされてくださいまし。


K.N.


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