新たな家族
昨年の8月、ミニチュアダックスフンドという犬種の犬を新たな家族として迎え入れました。
とは言っても迎え入れたのは実家で、私は実家には住んでいないのですが・・・
毎日会えるわけではありませんが非常にやんちゃでかわいい子なんです。
元々約14年飼っていた愛犬(この子もミニチュアダックスフンドでした)が亡くなり、家族の中でロスが続いていました。
そんなロスが続いていた時に今回迎え入れた愛犬と出会いました。
何度かペットショップに足を運んでいると
前回来た時はいた子がいなくなっていて「飼い主が決まりました」という張り紙がされている
そんな光景を度々見ていた中で、のちに我が家の家族となるその子はいつ行っても同じゲージの中にいました。
言い方は悪いかもしれませんが、いわゆる「余りもの」のような感じでした。
理由は明白で、なぜか鼻付近だけが真っ黒、完全に「泥棒」のような見た目をしていたからです。
その時点では、なかなか買い手が見つからないその子を迎え入れるという選択肢はありませんでしたし
むしろ、買い手がすぐにでも見つかりそうな、かわいい子を迎え入れたいという雰囲気でした。
ではなぜその子を迎え入れることになったのか・・・
のちに母親から聞いた話ではありますが、父親からの話が決め手になって決断をしたそうです。
父親が突然「あの子(愛犬)を迎え入れようか」と言い、母親はすごく驚いてすぐ「なんで?」と聞き返したそう。
すると父親は「きっとあの子はこのまま買い手が見つからず辛い思いをすることになる、だったら我が家に迎え入れてあげて幸せにしてあげればいいと思うんじゃ」
と言ったそうです。見た目は少し強面で口数も多い方ではない父親がそんなことを言ったと聞いて私もすごく驚きました。
「結局、家族になればどんな子もかわいいんだから」と父親が続けて言ったその言葉で迎え入れることを決断したそうです。
ものすごくやんちゃで、いたずらばかりして手のかかる子ではありますが
父親の言葉通り、今ではこの子を迎え入れて良かったと心から思っています。
M.H