おまつり
最近はあたたかくなってきましたね。
そうですね。
祭りの季節が近づいてきたということです。
私は小学生の頃から、地元の祭りに参加しています。
そうです。あのだんじりを引っ張るやつです。
大人となり保存会という祭りを運営組織に属しているのですが、
ここ最近は地元のお祭りもコロナにより2年間お預けをくらっています。
ワンちゃんでいうところの「マテ」です。
たとえが悪いですか、確かにそうですね。
2年も行われないと、熱も冷めてくるのかその会を脱退する人も増えてきました。
もともと、そういう地域の行事的なものはだんだんと縮小傾向にあります。
なぜかというと若者たちの参加が減少しており、組織としても高齢化が進んでいるからです。
組織として後任がいない、代謝が起こせない状態になってきています。
現代日本の問題をこんなにも身近に感じるとは思いませんでした。
ボランティアの組織なので、参加するインセンティブが何なのかを考えると
・祭りを楽しむこと
・地域への恩返し(貢献)
・子供の頃のあこがれ
昔は同じ土地に住み続けるという意識がありましたが、
交通の発達や働く場所の多様化ということで、
死ぬまで同じ土地・同じ家でという考え方は変わってしまっていると思います。
ライフスタイルとして、就職難と呼ばれた我々の世代は働けるところで働き、
勤務地は選べないという人もいるかもしれません。
そういうことで人を集める力のある都会へ行くのかもしれません。
そこには仕事もあり、人もいるからなんとかなるんでしょうかね。
離れざるをえない。切ないものです。
そんなこんなで若手が減る中でも、祭りはあります。
こういう現状を打破できなければ、伝統を伝える人もいなくなるし、
近いうちにだんじりが動かぬ日も来るやもしれません。
人手不足・高齢化は身近に潜んでいます。
これからどうしていくか、若者に活躍してもらうためにはどうするかを考えていかねばなりません。
そのための環境づくりをどうするかを考えないといけません。
具体策を出さねばなりません。
ここまでくると仕事に通づることもたくさんあるんだと思います。
政治が悪いとか景気が悪いとか言えますけども、それを変えるためもしくはそれに対応するため
どう行動するかが大事だなと最近感じます。
何事も経験です。
参加者募集中です。
いろいろ書きましたが、
なにはともあれ
まつりはたのしいのです
S.S