オリンピック野球 vsアメリカ
◆1回裏日本の攻撃、2回表アメリカの攻撃、2回の裏日本の攻撃
ダブルプレーによる無失点
バッターが悪いわけではない。ただ偶然ではない。
守備側のここぞというゴロを打たせ確実にダブルプレーを誘った
【配球の駆け引き】
◆3回表日本の攻撃
2アウトからの2本のヒットによる先制点は見事
2点目のタイムリー内安打 通常の内野ポジション(シフト)なら
内安打になってはいない=追加点は取れていない
【ポジショニングの駆け引き】
◆4回表アメリカの攻撃
1打席目にツーベースを打った3番バッターが三振も8球粘る
神経や精神を使いすぎたかのような4番打者への四球
そこからのタイムリーヒット、デッドボール、タイムリーヒット、タイムリーヒットで逆転を許す
あの田中将大選手でも考えれば考えるだけ思うようにならない
【個人の精神面の駆け引き】
◆4回裏日本の攻撃
点を取った後、ましてや逆転した後に絶対やってはいけない先頭打者への四球
一瞬の気の緩みか、勝ち越して逆に神経質になったかわからないが
ただやはり坂本選手の勝負強さは本物だと思った
先頭打者を四球で出したことで点を取られたという相手チームへのダメージは大きい
【チームの精神面の駆け引き】
◆5回表アメリカ、5回裏日本
初回の打席チャンスで三振のアメリカの4番の意地の勝ち越しスリーランホームラン
勝ち越して投手を変えたが先頭の4番鈴木選手の相手の希望を一瞬で破壊するソロホームラン
それによりズルズルといき日本がさらに1点追加
【4番打者の駆け引き(意地)と相手への影響】
◆6回から延長10回日本の守備
千賀→山崎→大野→栗林の継投
普段チームでは先発やクローザーだが代表では違う役割の投手の見事な継投
延長10回は慣れないタイブレークで文句なしの無失点ピッチング
※タイブレーク・・・0死1,2塁から行う
【控え投手の準備&起用の駆け引き】
◆9回裏日本の攻撃1点ビハインド
1アウトから4番鈴木選手の1球も振らないフルカウントからの四球での出塁
5番浅村選手へ追い込んでからのスライダーを綺麗にライト前へ運び1塁、3塁
6番柳田選手の内野ゴロの間に同点
ポイントは浅村選手へ追い込んでからのスライダーは投げてはいけない 非常にうまい
【相手選手のデータの駆け引き】
◆延長10回タイブレーク日本の攻撃
村上選手に代わり代打栗原選手=送りバント要員
相手チームをはじめ、誰もが送りバントと思う中での1球で確実に決める仕事
そして9回から途中出場で、この日初打席の甲斐選手のサヨナラタイムリー
【控え野手の準備&起用の駆け引き】
野球は駆け引きや選手の心境を意識して観戦するとさらに面白い
Y・S