自分の就活を振り返り「楽しかった」と言ったら不思議な顔をされた話
ニュースで日々コロナのことが報道されています。
その中で経済の影響について、2008年夏に発生した
「リーマンショック」と比較して解説されるのを見かけます。
この「リーマンショック」という言葉を聞くと
必ず思い出すのが自分の就活です。
2009年卒(新卒)として就活をしていたため、
このリーマンショックがモロかぶりだったのです。
私が就活を「楽しかった」と思った理由
当時は1月から就活解禁だったので
私はたくさんの合同説明会や単独説明会に
行きまくっていました。
就活生である自分は、
希望する企業から試練を与えられ
それに合格して内定をいただく立場である以上
品定めをされている気持ちになるのは
仕方がないのかもしれませんが、
いろいろな企業の説明会に参加するうちに、ふと、
・・・もし、この会社の同業他社に就職したら、
こんなに丁寧に会社の中のことや現場の様子なんて
教えてもらうことは出来ないのではないか?と思いました。
企業側だって会社のことをしっかり理解してもらってから
入社して欲しいだろうし、自分の会社に
入りたいと思ってもらうために、
より会社の深いところを就活生に見せるのではないか?
つまり、
就活生という肩書きの今だからこそ
現場の裏側や情報を見せてもらえる貴重な期間なんだ!
と思ったら、本当にいろいろな会社の説明会に参加するのが
楽しくて楽しくて、内定をもらった後に就活を終えるのが
少し寂しかったくらいでした。
という話をすると「変わってるね」とよく言われたものです。
クラブンとの出会い
私は合同説明会でクラブンブースに座ったことはなく、
たまたま就職情報サイト(マイナビとか)で見かけて、
あ、文具のうさぎやを運営している会社なのか〜
会社説明会行ってみようかな、と思ったのがきっかけでした。
それが5月中頃で、
その年の会社説明会の最後の方だったと思います。
説明会を聞いて受けてみたいと思ったので
締め切りまでにエントリー表を提出。
5月下旬に適性検査を受けて合格し、
6月中旬に一次面接。
この時、本社4Fが面接会場だったのですが、
隣の部屋で工事をしていて音がうるさく
面接官の声が聞こえなくてどうしようかと思っていたら
工事中断の指示がいったようで急に静かになって
緊張感が一気に増した記憶があります。
その後、一次面接合格通知が届き、
6月末に社長面接。
の直前に、倉敷サブリーナタウン(現:ゆめタウン倉敷)で
お手洗いにいった時に、携帯電話を水没させる事件発生。
今ほど携帯電話にあらゆる情報を入れて管理をしてはいなかったのですが、
うわー・・・電源入らなくなったらどうしよう・・・と
当時かなり動揺した状態で社長面接に臨んだ記憶があります。。
(説明会時の社内見学で見ていたとはいえ、
面接会場である社長室の雰囲気に圧倒されたのもあったと思います)
その後、7月中旬に一度本社を訪問してお話しをして
7月下旬に内定通知を頂きました。
(※現在とは採用フローが異なっていると思います)
ドキドキした内定者オリエンテーション
7月に内定を頂いたのですが、
冒頭で触れた通り、夏にリーマンショックが起き、
ニュースで「内定取り消し」という言葉が飛び交っていました。
実際、身近な友人の中にも大阪でWEB企業に内定をもらっていた子が
内定取り消しの連絡をもらったという話しを聞き、不安になっていました。
そんな中、クラブンから内定者オリエンテーションのお知らせが届きました。
当日、少し早めに到着したため隣のコンビニに寄ってみると
就活生っぽい雰囲気の人と遭遇。
話しかけてみると、やはり同じクラブン内定者の人。
「今日って・・・内定取り消しの連絡とかじゃないよね?」
「いやー、さすがにそれはないでしょー・・・」
みたいな会話をしながら会社へ。
オリエンテーションが始まってみると
一切そういったことに触れずにプログラムが進行していき、
休憩時間に「実は入ってくる前にコンビニでこんな話しをして・・・」と
話したら、そんな心配ないよと言われて安心した記憶があります。
最後に
今はコロナの影響で就活のやり方も大きく変わってきていて
企業も就活生も手探りの状態です。
入社してからじゃないとわからないこともたくさんあると思いますが、
思っていたのと違う、、と入社してすぐ辞めてしまうのは
企業にとっても本人にとっても大きな損失だと私は思います。
「就活は恋愛」なんてよく例えられたものですが、
ある人にとっての“良い人”が、あなたにとっての“良い人”とは限らないように、
ある人にとっての“良い会社”が、あなたにとっての“良い会社”とは限らない。
自分の譲れない条件を明確にして、周りの人の声に流されないで、
相手から好きになってもらうための自分磨きも忘れずに。
就活生の今だからこそ、なにか気になったことはどんどん質問して、
疑問を解消して、少しでも会社のことを知って、納得した上で
あなたにとっての良い会社へ就職できることを祈ってます。
願わくば、その譲れない条件にクラブンが当てはまりますように。
E.Y