最近思ったこと
先日知人と話をしていて、「最近、夕立って聞かなくなったね。」などと話をしいたら
そこにいた小学生低学年の子が、「夕立ってなに。ゲリラ豪雨のこと」ってことに。
私が小学生のころは、午後になると北の空にモクモクと積乱雲が発生してきて、ドンドン
高さが増すとともに空が暗くなってきて怪しい雰囲気に。
遠くで「ゴロゴロゴロ・・・」と低く雷の音が聞こえはじめます。
「夕立がくるぞ!」と家路を急ぎ、間に合わなければ雨宿りを。
30分ぐらいで雨はやんでしまい、心地よい涼しい風が吹いたりしてたように思います。
そもそも「ゲリラ豪雨」とは、「にわか雨」「集中豪雨」「夕立」といった言葉をマスメディア
が「ゲリラ豪雨」と表現した言葉で、気象用語でもなんでもない言葉。
雨がある仕組みに大きな違いはないが、「ゲリラ豪雨」の方が、強い雨が降りそうだとか
災害を連想をする。
日本人の繊細な「夕立」「通り雨」「狐の嫁入り」などの口語的・文学的な表現は大切にしていきたいですね。
Y.N