水洗式の喜び
私の地元はかなりの田舎です。
下水道も通っていません。
その為、トイレは昔ながらの汲み取り式。
水洗式と比べると利便性・快適性は雲泥の差ですが、
自分達ではどうにも出来ない事なので、想いを口にする事無く過ごしていました。
それが、この度、遂に我が地域にも下水道が開通したのです。
下水道なんて当たり前でピンと来ない方がほとんどだと思いますが、
我が地域からしたら画期的で衝撃的な事なのです。
汲み取り式から水洗式に変わるという事は、
生活スタイルが劇的に進化するといっても過言ではないのです。
特に同居している両親は、
「わしらが生きているうちに下水道が開通するなんて・・・」
「あの作業からも開放される」
「こんな事、夢にも思わなかった」
という感動から、
「どんな水洗トイレにしようか!!」
「早く工事をしよう!!」
「いつするの!!」
との願望に変わっていきました。
費用もかかるし、今のトイレも壊れてないしと思って静観してると、
「まだかまだか!!」
「私達が元気なうちに!!早く!!!」
などの猛アピールが続き、予定より早く大工事を断行しました。
工事完了後、
詳しく感想は聞いていませんが、
快適に使用されているそうです。
少しは親孝行できたかな。
H・M