敷金
入社して約2ヶ月。初のブログ寄稿となります!
今回は以前引っ越しをした際に調べた敷金の計算について記入したいと思います。
賃貸物件を退去する際、言われるがまま敷金すべて払っていませんか。
ご存知の方も多いかもしれませんが実は入居時に支払う敷金は条件を満たせば帰ってくるのです。
そもそも敷金とは借主が部屋を汚したり、損傷させたりしたときに修繕費用として充てるために、貸主が事前に預かるお金です。
つまり部屋を汚さない限りほぼすべて戻ってくるものなのです。
よく問題になるのがクロスの汚れです、汚れたクロスだけ変えるとそこだけ新しくなるため汚れたクロスのある壁一面取替ということになることが多いようです。その場合予想以上に補修費用を請求されることが多くトラブルになりがちです。
ここでクロスの張替え代を減らすために減価償却の概念が使えます。
例えば以下の例を上げると・・・
クロスの減価償却は6年(国交省作成ガイドラインより)
住んでいた期間:4年
クロス1㎡の単価:1000円
張り替えたクロスの面積:40㎡
この場合だと多くの場合、
40(㎡) × 1000(円) = 40,000(円)の請求をされることが多いです。
実際は法的には
40(㎡) × 1000(円) * (6 - 4) ÷ 6(年) = 13,333(円)の支払いだけでいいのです。
もちろんクロスだけでなく基本的に部屋に備え付けてある様々な家具や機能・施設に減価償却はあります。
この知識があるだけで退去時に請求されるグッと減り敷金が戻ってくるかもしれません!
身近に賃貸を退去されたり、自身が退去する場合は事前に国土交通省が作成している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
を読んでおくといいかもしれません!
以上、いつか役に立つかもしれない知識でした!
M.D