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トリミング

おじいちゃん おばあちゃん

私のおじいちゃんは19年前に、おばあちゃんは11年前に他界しました
おじいちゃんとおばあちゃんは私が生まれてから、ずっと一緒に暮らしてきました
特に小学生の時は、休みの日にどこかに連れて行ってもらったり、遊んでもらった記憶しかありません
二人は母親に怒られてばかりの私に、いつも味方をしてくれていました
おじいちゃんは手先が器用で、私と弟の為に、一人で子供部屋(プレハブ)を作ってくれました
おばあちゃんは週2回の透析通いをしていたにも関わらず、透析の日でも私達がせがむと、嫌な顔ひとつせず
大好きなねぎ焼きを作ってくれました
おじいちゃんとおばあちゃんは、私と弟と過ごしている時が一番幸せだと口癖のように言っていました
私達にとって大好きな二人でした
おじいちゃんとおばあちゃんといつも一緒にいられる事が当たり前だと思いつつ、
子供心に、二人が死んでいなくなるかもしれないと、不安な思いもありました

~それから月日が経ち~
おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなった時は辛くて、悲しくて仕方がありませんでした
二人とも入院しており、覚悟はしていたつもりですが、なかなか気持ちの整理はつきませんでした

~それから月日が経ち~
つい先日ですが、会社へ向け車で出勤している道中、ラジオを聞いていると懐かしい曲が流れてきました
それは植村花菜さんの『トイレの神様』でした
この曲を知っている人も多いと思いますが、8年前にヒットした植村さんのおばあちゃんとの実体験をもとにした
歌詞になっており、おじいちゃん・おばあちゃん子の私にとっては何とも言えない、心にぐっと突き刺さる歌詞です
この曲を聴くと、おじいちゃん・おばあちゃん孝行をもっとすれば良かったと、後悔の気持ちが増してきます
たくさんの愛情を注いでもらったにも関わらず、その当時は照れたり、してくれる事が当たり前だと思っていた
馬鹿者の私は、まともに面と向かって『ありがとう』すら言えずに二人と別れてしまいました
本当に情けなく、後悔してもしきれません

今は二人が私に与えてくれた分、自分を支えてくれている周りの全ての人達や家族に
感謝の気持ちを持ち、後悔しない様に『ありがとう』を言葉にしています

間違いなく天国から二人が見守ってくれていると思うので、前向きに一生懸命に今を生きていこうと考えています

いつも心の中で思っています
『おじいちゃん おばあちゃん 本当に 本当に ありがとう』


T.K




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