再び『響き渡るシベリア杉 アナスタシア』
このロシア生まれのベストセラーを再び案内いたします。
本日、日本語訳第5巻が発売です。
今もってこの物語がフィクションなのか
ノンフィクションなのか分からないでいます。
著者はウラジーミル・メグレ氏
監修は岩佐晶子さんです。
アナスタシアはシベリアのタイガに住む女性で、
森の中に住んでいるのに、なぜか何でも知っています。
アナスタシアのアイディアはいろいろな物事を解決するアイディアで一杯です。
たとえば大気汚染を軽減する装置。
車のバンパーにフィルターをつけ、後続車が空気をクリーンにする。
他に、ロシアで現実に立案された法律では、
1家族につき1ヘクタールの土地を国が提供し、
その土地で作られる作物には課税されない等。
先ごろ、監修の岩佐さんの話を直接聞く機会がありました。
第5巻は偶然の積み重ねにより、日本語とロシア語のできる方が見つかり、
ロシア語から直接翻訳できることになったそうです。
この本は今はまだあまり知られていませんが、
必ずや今後注目されるでしょう。
アナスタシアのアイディアが現実化していることは驚くべきことです。
9巻まで出ていて今後も翻訳されます。
どこかで見かけたら手にとって見て下さい。
T.S