電話 Telephone...
Lulululu・・・
もううるさいったらありゃしない。
日曜日の朝。
こんな時間に電話をよこすなんてアレフレッドに違いない。
いったいどういうつもりだい?
どうせこう言うに決まってる。
「今ヒマかい?ランチでもどう?もちろんキミのおごりで。」
まるで疫病神さ。
メアリーとの約束さえなければあんなやつ・・・。
放っておこう。すぐあきらめるだろう。
Lululu・・・
Lulululu・・・
Lulululululu・・・
おかしい。
いつもなら10秒ほどであきらめるんだが・・・。
もしかしたらこの電話は・・・メアリー?!
何か特別で大事な用事かもしれない。
そう思うといてもたってもいられない。
待たせるなんて。なんてサイテイな出来事なんだ。
すぐさま受話器をとる「ハロー。I’m ジェイク。」
「Ohジェイク。今ヒマなんだろ?
ランチでもどう?もちろんキミのおごりでさ。」
おしまい。
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※ この物語はフィクションであり、
登場する団体・人物などの名称は
すべて架空のものです。