心恋
ある本で目にして
初めは 「恋心」 と読み流してしまったこの言葉 ...
「心恋(うらごい)」 とよみます
昔は 心のことを
表面に出ている顔などを「面(おもて)」というのに対して
隠れている内面を 「うら」 や 「下」 という言葉で表していたそうです
ただ、「うら」 と 「下」 では
「うら」 --- 隠すわけではなく 表面に現れない心
「下」 --- 表面に現すまいとして、こらえ、隠している心
というように 意味合いが違うとのこと
その意味を踏まえると
「心恋」 は、恋を意識しはじめた頃 心の中で そっと相手を恋しく想う 甘く淡い想い
「下恋」 は、誰にも知られたくない秘めた想い
・・・ といったところでしょうか
私の周りに そういう人が多いのか
もしくは 私自身が純粋でないせいなのか ・・・
心恋というより
心(うら)の裏をかく人、下心のある人 の方が多いような気がして
その意味を知るまでは
「うら」 も 「した」 も あまり印象のよい言葉ではありませんでした
知らなくても 日常生活に 何の支障もない言葉
知ったところで 使うことはないかもしれない言葉ですが
日本語って 面白いな と あらためて感じました
今年、妹が結婚したこともあり
「お姉ちゃんは いつ(結婚するの)・・・?」 と
親戚中から質問攻めにあった私ですが
両親には 若干 申し訳ないと思いながらも
もうしばらくは 独身生活(自由)を楽しむ予定なので
楽しいお誘い大歓迎です ♪
恋愛ごとが かなり苦手な私の場合、まず 「心恋」 から 練習が必要かな・・・
恋に憧れる over 30
Y.S