ある朝の風景
目がさめるとひどく汗をかいている。
寝苦しい夜を過ごしたようだ。
こんな時期に何も思い当たるフシがないのだが悪い夢でもみたのだろうか。
いやご心配なく。メアリーとの関係は良好だよ。
ああ
なんだかすぐに起き上がる気分になれない・・・。
9、8、7、・・・
時計を見ながらカウントダウン。
9・・・、8・・・、7・・・
1になったとたん、また10に戻る。
そして数えるカウントが
次第にゆっくりになっていくんだ。
・・・
ああそうさ。時計なんてみちゃあいない。
となりでラジオが鳴ってるだけさ。
おっとこれ以上モタモタしてられない。
気が付けばこんな時間。いつもより遅いじゃあないか。
急いでいても朝食は欠かさない。
でもコーヒーを淹れる時間まではないみたい。
颯爽に準備して。
そして飛び出すのさ。
大空に向かってね。
おしまい
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※ この物語はフィクションであり、
登場する団体・人物などの名称は
すべて架空のものです。