世の流れに
スマホも持っていない私ですが、先日【電子書籍用端末】を
購入しました。
【電子書籍】。前から少し気になっていたのですが、私の場合、本に対してコレクション的な
意味合いがあり、読んだ本を本棚に並べては、一人で悦に入っているという
部分もあって、どちらかというと否定的な立場でした。
例えば
・本は装丁も含めての作品なんだから電子版なんて味気ないではないか
・なんで電子版なのに、普通に購入する書籍と値段が同じなんだ
・最新刊は書籍の方が先なんだろうから今の状況ではまだ早いんじゃないの・・・etc
とはいえ、最近めっきり朝晩が寒くなったので、部屋が暗いままでも
布団の中でぬくぬくと本が読めるのは良いかも・・・とか
何より嫁が、そろそろ窮屈になってきた本棚を眺めては、
「どの本を売ろうかな・・・」と私にとって冷や汗ものの、つぶやきを聞くにつれ
【世の中の流れを知る事も大切だ】と自らに言い聞かせ、購入に至りました。
まだ購入して日が浅いので使いこなせてないですが、当初の目論見通り
布団の中で本が読める喜びを体験しましたし、気になっていた本をネットで
ワンクリック購入→すぐに読み始める事が出来るということも、ちょっとした
感動体験でした。
だからと言って、やはり本屋さんで本を選ぶ楽しみというのはネットの画面で
本を探すというのとは趣が異なるので、私の場合は紙の書籍を購入する事が
無くなったりはしませんが、適度に電子書籍とも付き合っていきたいと思います。
しかし、本屋さんも大変だろうなぁと想像しつつ、【電子書籍=本屋さんの売上を奪う敵】ではなく
例えば「本屋さんで紙の書籍を購入すれば、追加料金なしで電子書籍版も読める」みたいな
サービスが出て来てほしいと思う今日このごろです。
H.K